メンバーも増えてのドタバタです
六号は自分の部隊に新たなメンバーを加えるが、アリスが戦績で選んだ2人はどうやらかなり札付きの模様。何でも食いたがるキメラのロゼと車椅子の邪神の神官の不死身のグリム。まあギャグものらしいコテコテのメンバーだが。悪い奴らではないが、バカでイタイ連中というところ。
もっとも何やらこの国で戦う羽目になってますが、六号自身にはハッキリとした戦略ビジョンがありそうには見えない。アリスが言っていたように最終目的は見失ってはいないようだが、そこにつながる手段が今のところ全くないのでは?
世界がろくでもないせいか、結構良い人に見えてくる六号
で、魔物軍と戦うのに、六号は補給部隊を狙うという普通の戦略を駆使しました。スノウは悪辣な戦術のように感じたようですが、実際は特別に悪辣でもなんでもない普通の戦術ですね。ということはスノウ達は初歩の戦術レベルさえも考えずに、真っ向勝負ばかり挑んでいたと言うことか。そりゃ若い男たちがどんどんと消耗していくわけだ。兵を無駄死にさせているわけで、そりゃろくでもない世界だな。
補給部隊を壊滅させた六号達ですが、そこに現れたのは魔族の四天王と名乗るいかにも悪の幹部コスチューム着た姉ちゃん(六号にとっては見覚えのあるような服装だろう)に頭のあまり良くなさそうなマッチョ魔神が登場。結局は正面からまともに戦うことはないまま終わってしまったようですが、六号は勝算があったんだろうか? その辺りは六号のマジの戦闘能力というのが不明なので(一応は改造人間らしいのだが)良く分からん。もっともここでマジで戦闘するような作品でもないが(笑)。
それにしても六号自身が自分でも言っていたように、世界が基本的にエゲつないのと、アクの強いキャラが多すぎるのとで、基本的に外道なはずの六道が実は良い人に見えてくるという奇妙な話になってました。まあグリムがやられた時、マジで切れかかっていた雰囲気はあったし、グリムの復活に付き合ったりと「意外に良いところもあったりするキャラ」という描き方になってましたね、今回は。
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