白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

Re:ゼロから始まる異世界生活2nd season 第49話

ベア子を命がけで口説いた(笑)スバル

 今回はスバルが命がけの暑苦しいプロポーズでベア子を口説くという物語。「俺を選べ」という言葉がいかにも彼らしい強引だがストレートな表現。だけど「エミリアたん、エミリアたん」のスバルがそれで良いんですかね?

     
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 ベア子は長年の孤独の末に疲れ切って裏切られることを恐れるようになっていたということですね。それでもスバルに対して「もしかしたら彼が約束の人かも」という一縷の望みを託そうとしたんだが、スバルはそれをガンと拒絶した。

 しかしスバルの意志は「自分が約束の人なんかのはずがないが、そんなこと関係なしにベア子はここを出ろ」という強引かつスバルなりの愛情に満ちたものだった。つまりはいつまでもエキドナとの約束に縛られるな、お前はお前として生きろという話。その挙げ句に、俺がお前を助けてやるじゃなくて、俺を助けてくれと言ったのはスバルらしいところ。彼の一番立派なところは、自分のことを全く立派だとは思っていないところ。自分が立派ではないからこそ、回りのために少しでも何とか出来るようにと必死になっている。そういうところが実は立派だとオットーとかスバル周辺の者は感じていたりするんだけども。

 

見違えるよう成長したエミリアの元に駆けつける

 一方で半ば放心状態で「僕はどうすればいいんだ」なんて言い出したロズワールをエミリアが無理矢理に引きずり出します。エミリアは完全に自分の足でしっかりと歩む決意をしました。やっぱりあの試練で見違えるようにエミリアは強くなりました。村のみんなを自分が守らないといけないという使命感も抱いたようですし。

     
こちらが原作本

 そして見事にベア子を連れ出すことに成功したスバルは、みんなを守ろうと大兎の前に立ちはだかるエミリアの元に降臨。ベア子と二人でやってやるってなことを言ってますが、実際にはやるのはベア子でしょう(笑)。しかし「真打ち登場」って感じでしっかり見せ場を持っていきました。こういうところだけは無駄に格好良い男。なんか次回の大団円が見えましたね。前回の「神回」を引き継いで非常に順調です。

 

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