白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

転生したらスライムだった件 第34話「神之怒」

リムル達の復讐が始まった

 いよいよリムル達による復讐の大虐殺が始まりました。それにしても結界とかの細工がなかったらリムル軍は無双だな。ベニマルやらソウエイは完全にド楽勝だし、あのお調子者のガビルでさえ圧倒的な強さを見せている。

     
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 ハクロウの部隊はリターンマッチとなりました。それにしてもジジイ格好良すぎだろ。転生者の陰険な不二周助(にしか見えん)を呆気なく首チョッパ。今までこの作品にはなかったレベルの残酷シーンですが、妙な爽快感があるのが危ない。相手を徹底的に嫌な奴として表現しているのがポイントですね。情けをかける余地なんて一点もない。この二人の戦いって完全に別の作品になってしまってるし。

 

暴力モブ男はあっさりと粛正される

 で、転生者の何かいくつかの別の作品で何度も顔を見たことのあるようなモブ暴力男の方は、道路工事責任者のオッサンことゲルドが圧倒的な強さで駆逐します。ゲルドって地味な職人のイメージしかなかったんですが、実はオークキングで桁違いの戦闘力を持ってるんですよね。力自慢のモブ男が全く相手にならなかったですから。その挙げ句にさすがにこのモブ男も圧倒的にゲス。いくらなんでも女に直接手を下して始末してしまうのは、リムル達もイメージ悪すぎるんではと懸念してましたから、そこはこのモブ男が解決してくれました。なかなか気が利くようで(笑)。そして再生スキルを入手して無敵になったつもりになってましたが、ゲルドはあっさりと「再生が追いつかないレベルでぶちのめしたらどうなる?」ってことです。しかも再生するのはするが、しっかりと苦痛はあるようで。恐らくあれは体中の骨とかがバキバキにされた半死状態にされていたんでは。

   
CMがちょくちょく入るリムルのフィギュアがこちら

 結局モブ男はいかにも黒幕っぽい怪しい魔法使いラーゼンに救出されましたが、その先でラーゼンにあっさりと始末され、ラーゼンの依り代に。いかにもモブらしい情けない最後でした。まあラーゼンはいずれはそうするつもりだったようです。ラーゼンはああやって身体を乗っ取ることでそのスキルなんかも乗っ取ってきたようですね。いずれリムルの前に登場するでしょうが、まあハクロウが言っていたようにリムルとは格が違うでしょう。

 

リムルによる大虐殺が始まった

 そしてリムルはファルムス王国軍の野営地へ。総勢2万に対して大魔法を駆使しての大殺戮を始めた模様です。彼らには魔王進化のための贄になってもらうと。甘々だったリムルが統治のためにあえて血も流す決意をしたと言うことです。端的には描いてませんが、リムルの奥底に静かな怒りがこみ上げているのが分かります。その怒りがあるからこそ非情にもなれるということか。それにしても元々はただのサラリーマンだったはずの中の人が、ドンドンと進化させる統治者スキル。ポジションは人を育てるの典型例か?

     
先を知りたい人は原作小説を買えってか

 今期は後2話でしょうか? とりあえずファルムス王国軍を完全殲滅して、リムルは魔王に覚醒、配下達も復活して目出度し目出度し、次はクレイマンだ首を洗って待ってろよという辺りで終わりでしょうかね。

 

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