白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

転生したらスライムだった件 第33話「全てを賭けて」

敵を殲滅する決意を示す統治者たるリムル

 リムルはついに侵略者は徹底的に殲滅することを決意。その決意を皆に対して表明する。もっとも人間と魔物の垣根を取っ払って共生できる世の中を目指すという基本方針は変わらないが、その過程で敵意を持って挑んでくる敵は容赦なく排除するということのようです。

     
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 リムルはどうやら迫ってくる2万の兵団を一人で丸呑みして魔王進化の糧にするつもりのようです。外道共は許さないという静かな怒りが滲んでましたね。統治者として自身の甘さは完全に捨てる決意をしたようです。その一方であくまで究極の理想自体は捨てていない。清濁併せ呑む決意をしたと言うことで、これでリムルの統治者としてのレベルがさらに上がりましたね。魔王への進化というだけでなく、リムル自身の内面の進化という側面も大きい。

   
CMも入ってましたが、リムルのフィギュアが出てます

 自身が転生者で元人間であるということを明言した上で、同じ立場であるあの連中についても「殺せ」命令を出してましたね。自分と同じ立場の者でも、外道は許さないという決意です。まあ当然ではありますが、例えば犯罪者を同国人であるなんて理由だけで許せるわけがないのと同じで。

 

結束の高まったジュラ・テンペスト連邦はしばしは戦いの道か

 今回の件でリムルは魔物達を改めて「仲間」と強く認識したと同時に彼らの陣営自体も「シオンらを甦らせる」という共通の目的を戴いて結束力が増したようですね。段々とジュラ・テンペスト連邦国が神聖リムル帝国化してる感じがあります。統治者のリムルが暴虐なる独裁者とは対極の立場の者なので穏健な国となってますが、この体制は一つ間違ったらとんでもない独裁国になる危険も秘めてます。まあ元々リムルは主要メンバーの名付け親でもろに主従関係ありますから、それが国全体に広がっている感じですね。

     
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 とりあえずリムルが魔王に進化したら、実力的にはクレイマンなんて問題にならないレベルになるようです。その上でリムルはクレイマンを粛正する決意もしたようですね。聖教会と対峙しつつ、魔王退治もとかなり忙しいようで。

 

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