交流戦は簡単に終わってしまいました
「天下一武闘会」は呆気なく決着がついてしまいました。セレンはさり気にベルトをコントロールできるようになっていたようですが、これってレベルアップなんでしょうか。彼女ってベルトに頼るところが多いので、魔法とか剣術とかどの程度の実力があるのかが今ひとつ良く分かりませんね。まあ位置づけ的にもギャグキャラなのでまともに戦うこと自体がほぼありませんし。
そしてロイドは例によって特に何をするでもなくあっさりと勝利。メナの得意技の「水の玉で頭を覆って窒息させる」という技も驚異的な肺活量(30分ぐらいは潜水できるようだ)で全くノーダメージ。相変わらず非常識な奴です。結局カミカミの呪文で相手を吹っ飛ばしてしまったのだが、向こうが自爆したと見られたようです。ロイドの実力は本人が全く認識できていないだけでなく、周囲もごく一部の者しか認識していないようですね。
リホはロールと因縁の対決。リホはどちらかと言えば戦士のイメージを持っていたのですが、実際は魔法もかなりこなせるようです(ただし初歩の魔法のようだが)。そして最後はヒールを使った自爆技という壮絶なもの。戦いの直前にコリンに「ヒールを教えてくれ」と頼んでいましたが、新しい魔法ってそんな簡単にマスターできるものなんですか? それとも実はリホの魔法のセンスがかなり良いってことなんだろうか。
何やら黒幕らしい奴の影がちらつきましたが・・・
で、わけの分からないままアルカの癇癪で黒焦げにされたロールですが、どうも誰かに潜在意識を操作されていた模様。あのオッサンが誰だか知らないですが、どうやらいかにも黒幕っぽい登場の仕方をしました。あのオッサンがこれからのストーリー展開の鍵になるのか。
それにしても正直なところあまりに話が狭い世界の狭い人物関係の間だけで進んでいくので、今ひとつ盛り上がりに欠けますね。正直なところ、ロイドの天然キャラもここまで来るとあまりにわざとらしくていささか見ていてイライラするようになってきた。話がワンパターンだし、何か少し変化がないと退屈だな。いつもそれなりに面白いのマリーとアルカのドタバタぐらいだが、これも最近はワンパターンになりつつある。
次話はこちら
前話はこちら