ポンポンと飛び出す中国名と専門用語が分からん
どうも中国製アニメのせいで人物の名前やその他の単語が分かりにくいし聞き取りにくいな。まだ名前は一応は紹介があるが、この世界の専門用語もあるみたいなんでこの辺りがさっぱり分からない。一度、特番のようなものでその辺りの用語とか人物の解説とかを付けた方が良いような気がする。正直なところ、それでなくても年のせいで耳が腐ってきている私には、漢字のややこしい名前の上にそれらの用語まで重なってきたら、キャラが何を言っているのかが分からない(台詞の把握率は6割ぐらいです)。字幕付けて欲しいと思ったぐらい。
ただ絵の方は良く動きますね。キャラクターがテンポ良くアクションするのは驚く。最近の日本のアニメはここまで動かしませんよね。PC作画するようになってから少しマシになったとはいえ、昔は制作費の関係で動画枚数規制が強かったですからね。おかげで止め絵と使い回しばかりになったって時期がかなりありました(セラムンなんかの頃がまさにその時)。この辺りは完全に日本アニメもアジアの中でおいていかれつつある。もっとも日本でも本気で作ればまだまだそれなりのものは作れるのですが、問題はそのような本気で作れるような機会が滅多にない。最近なんて粗製濫造の転生ものばかりで・・・。
登場人物の関係とか術式とか分からんことが多い
で、登場人物の関係が把握できないんですが、主人公は誰かが恨みを晴らすために自分の身体に憑依させたんですよね。ということは、今回登場した奴はその召喚主の知り合いだったってことか。だけど召喚された彼の方も何か過去の因縁があるようでしたね(彼がその母親を殺したのか?)。何かその辺りの話が錯綜していてどうもよく分からん。そもそも前回の話との間も突然に飛んでいるので、そのつながりもよく分からない。やっぱりその辺りは「求む特番」。ある程度話が進んだところで、話を整理する意味で絶対に入れた方が良い。
いわゆる術の型式なんかもいろいろあるようで、どうやら主人公が使っている術式は謂わば黒魔術のような邪道なものとされているようだし(まあ死体を動かしたりするみたいだから、確かに禍々しいわな)。その辺りの背景もさっぱり分からないままストーリーを進められているので、なんの予備知識もない者にはしんどい。日本のアニメだったら、第二話ぐらいで主人公か誰かに説明するという態で、この世界の成り立ちとか魔術の内容などについて説明をするというパターンが多いんだが、この作品は動き重視でそういう手続きを一切省いているから。
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