いわゆる転生無双シリーズの有名作の第2期です。転生無双パターンも散々ワンパターンになってきていたので、本作は転生したらスライムになっていたという点に特徴を持たせていますが、結局はスライムでも無双ですし、途中から人間の形に変化できるようになったので当初の設定が意味がなくなってきてます。
で、前シリーズは魔物の都市テンペストが出来て、魔王連中とのいざこざもとりあえずの解決をし、リムルはシズさんの心残りだった子供達の問題も片付けてという辺りからの再開である。
テンペストはとりあえず獣王国と交流することになったようですが、さすがに向こうから送られてきた使節は血の気の多い奴が多いようですが、血の気の多い奴はテンペストの方にもいますので、結局はそういう連中のお約束の「拳と拳で友情を深める」という展開になってしまったようです。リムルが「自分が煽った」と言っていましたが、リムルもそういう連中と付き合っている内に制御の仕方を心得たようです。この作品、リムル個人の魔法力や戦闘力なんかもアップしていってますが、実際のところは一番アップしているのはリムルの統率力や指導力といったリーダー資質なんですよね。個性的なメンバーにそれぞれの能力を発揮させていかにプロジェクトチームを結成するかの話になってきていて、異世界版「課長島耕作」です(笑)。
まあいかにも定番ものらしい安定感はありますね。とりあえず今期も本作には付き合うでしょう。
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