意外に熱血スポ根もの展開だったようで・・・
要するにあのロビンフッド神(ヘルメスでしたっけ?)は、異端者達の一部を犠牲にしてベルの立場を有利にすることを目論んでいたと。しかしベルは彼の思惑をも越えて、あくまで彼らを殺そうとしなかった。そして完全にヘルメスの思惑は失敗となったのだが、そこにあのミノタウロスが乱入して熱いバトルが始まったことで、思いもよらない展開で結局はベルの名誉は回復されるようなったと言うことか。
あのミノタウロスのことは私は前シリーズを見てないので知りませんが、どうやらベルと熱闘を繰り広げて破れたモンスターのようです。そしてあの熱い戦いを再び行うために、今度は彼は知性を持った状態で転生したってことか。あの異端者達のモンスターって、地上の空を飛んでみたいとか何か強い思いを持っていたようだが、そういう何かの思いを持ったモンスターがああいう形で転生しているってことなのかね?
で、全力を尽くして戦って、その熱い戦いによって聴衆をも感動の渦にたたき込んだベルであるが、今回は渾身の一撃を粉砕されて敗北。全力を出し切った爽快感もある一方で、もっと強くなりたいという思いを新たにするという「熱血スポ根もの」的展開。何か妙に健全な作品だな。結局は砂浜で全力でどつきあって「お前なかなかやるな」「お前こそな」っていう黄金パターンそのままですから。
とりあえず、あのモンスター達が知性を持っていて云々という話は一般人にすっ飛ばして、モンスター達はロキファミリアが征伐してくれて目出度し目出度し、あの超強力なミノタウロスはリトルルーキー君が命がけで追っ払ってくれたって認識にしているわけですかね。
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楽天市場では全巻セットの中古品も販売されている模様
それにしても前シリーズを見ていないせいもあってベルがどうしてあそこまで特別扱いを受けるのかというのが一番解せんな。その辺りはここまでの経緯を見てから言えということなんだろうけど。
で、この作品、確実に第4期以降ありますよね。まあ今後はつきあうことになりそうな気はしますが。正直なところ、タイトルを見て今時ありがちな軟派な異世界ものだろうと思ってスルーしていたのですが、実際に初めて見てみると王道ガチガチの異世界ファンタジーだった。
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