白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 第10話

ラブコメ街道驀進中

 さて色ボケ二人の間に割って入ろうとする人物として、第三皇女様が現れました。これはこの作品にとっての最大かつ重要な展開・・・まあラブコメがメインですからね。魔法がどうこうとか、帝国がどうこうなんて方がこの作品的には与太話ですから。

     
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 そしてなぜか王族に異様にモテモテの上に偶然ではあり得ないレベルで縁を持つイスカ君は、勝手に第三皇女様に護衛としてご指名された模様。しかしその方法が「夜這い」をかけるのか? まあアリスよりもより直線的で行動的ですね。アリスはツンデレ特性が強すぎるキャラですが、この第三皇女様はどうなんでしょうか? 目下の印象ではヤンデレタイプに見えますが。

 何やら透視能力とか予知能力の類いを持っているようです。その一方で何かの攻撃魔法を持っているのかどうか不明。まあ護衛を付けるとといっているようで、先に帝国に捕まっていたぐらいですから、攻撃能力はそれほど高くないんだろうとは思います。

 ということはよりイスカに依存してきそうな可能性が。こりゃアリスが嫉妬に狂って、燐が頭を抱えそうだ。

 

 一方の第一皇女様は一番怪しい男と怪しい関係がありそうな模様。目下のところで皇庁を乗っ取る意志と可能性がありそうな人物といえば、彼しか見えないのだが。第一皇女を女王の後継として据えて、それをたらし込んだ上で実質的に皇庁を乗っ取る。そういうタイプにしか見えんな。そして場合に酔ったら皇女をも切り捨てる。

 で、女王様は単なる一母親として娘の部屋を家捜し中。そこでアリスがイスカの記事を見つけてメラメラ。こりゃ男を巡っての姉妹争い勃発は不可避の模様。今後、皇庁と帝国との争いなんてそっちのけで、こっちの争いの方がこの作品のメインになりそうな気配。なんせ本質がラブコメですから。

 それにしても今回一番驚いたのは、人権とかその手のものには配慮が一切ない超ブラック国家に見えていた帝国が、労働基準法だけはどうやら遵守するらしいということ。これは本当に驚いたな・・・。本当にこの作品の世界観はよく分からん。

 

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