結局は「二人の愛は無双」ってか?
なんか思いっきりもったいぶって登場した魔人様は、イスカとアリスの「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ! 石破ラブラブ天驚拳!!」の前にあっさりとやられてしまいましたね。二人の愛の前に立ちはだかる障害は、たとえ始祖様といいあっさり葬られてしまってますからね。そりゃ魔人程度では勝負にもならなかったか。何か最強だよなこの二人の色ボケは。
それにしても二種類の精霊の力を混ぜ合わせるったって、炎と氷を混ぜ合わせたら消滅して終わりだろうが・・・。まあ元々物理学の世界を完全に無視した魔法なんてものが登場する世界だからなんでもありなんだろうけど。アリスなんか電撃まで凍結させたみたいだし。それにしても凍結魔法を吸収して、炎の魔法を食らう前に自身を凍結させて守ったなんて、まあドラゴンボールなみの強引かつ後付けの滅茶苦茶な技だな。まあ本作は本質はラブコメにあるからそれで良いんでしょうけど。
このドタバタの間に燐は結果としてイスカに大きな借りを作ってしまって、必然的にアリスとの関係を間接的に認めざるを得ない状況に追い込まれてしまったようです。私的には二人ののろけよりも、この典型的ツンデレキャラの方が気になるな。
そして二人の間に割って入りそうな存在として、アリスの妹で第三皇女らしき人物が登場しました。しかも彼女はどうやら以前にイスカに助けられたという因縁がある模様。あの最初に登場した捕らえられていた魔女ですか。うん、この作品的には魔法の力がどうこうとか、帝国の思惑がどうこうとかよりも、こっちの方が話の核心だな。何しろ本質はラブコメなんだから(笑)。
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