パラサイト事件のオチがこんなヘッポコで良いだろうか?
な、な、なんじゃ? このオチは。結局はパラサイトは萌え型メイドロボットに憑依して、達也親衛隊の一員に収まったって結論か。これは全く予想外のオチだった。まあこの作品の本質はヘッポコのろけ話にあるってのは理解しているつもりではありましたが、ここまでへっぽこなオチになろうとは。ロボットに対して嫉妬全開にしている深雪とか、心情を完全に暴露されてしまって悶死しそうなほのかとかは確かに爆笑ものではありましたが。
ただ達也がパラサイトを「聴取」した限りでは、彼らには特に目的はなく、あるのは生存本能だけ。また誰かに指揮されたり制御されていた風もなし。では次から次へと宿主を変えていたのは、人間のエネルギーに限界があったからと言うことか? だとしたらロボットというのは一つの安定宿主であるかもしれない。
で、このヘッポコオチがパラサイト騒動の決着と見て良いんでしょうか? 後半見ていると新たな展開にストーリーは進んで行っているようだし。
例によって完璧に返り討ちにされるリーナ
後半は新たな命令を受けて本気モードで秘密兵器まで持ちだして達也に臨むリーナが、またも見事に返り討ちにされてしまうという展開。というか、変身を解いた時点でリーナはもう負けているのでは?(笑) なんせ達也の強さは超越しすぎていて、深雪でなくても「お兄様に勝てる者は世界にいません」と言えるレベル。達也は死んだ人間でも3秒ルールで再生できるようですから、自分の片手の再生なんてわけないでしょう。そう言えば、件の魔王様も「これが3秒ルールだ」と魔界鉄板ジョークをやっていた記憶が・・・。なんかやっぱりあの作品と被るんだよな。最近深雪がミーシャにリーナがサーシャに見えてきている。
リーナは達也から「軍には向いていないから早く離れろ」と言われてましたが、リーナが達也からダメ出し食らうのはこれで何回目だろう? 達也に言われるまでもなく軍には向いていない自覚はリーナにもいくらかあるように感じられる。達也が「甘すぎる」と言っていたが、確かにリーナは非情に徹することが出来ないので、軍人としての使命を粛々と実行するというのは明らかに向いていない。今回の件でリーナは達也と根本的な実力の差を見せつけられているし、いずれは軍を離れることになるだろうな・・・で、またも達也親衛隊のメンバーが増えるのか? なんかこの作品って達也のハーレム物語で、その度に深雪が嫉妬でメラメラしているってだけの話なんか?
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