それにしてもこの世界って高校生だけが異常に強すぎるよね
今回はあまり話に大きな動きはないですね。パラサイトを追う中で達也の仲間たちと、リーナ達が接触したというエピソード。
にしてもさり気にエリカって戦闘能力がかなり高いし、幹比古は術者としてのレベルが相当高いんですよね。リーナが「日本の高校生はどうなってんだ」って驚いてましたが、確かに達也といい、その回りの連中にしても異常に能力高すぎなんですよね。しかも彼らの大半が本来は劣等生である二科生という。能力の高すぎるものが多すぎる上に、そもそも評価の基準はどうなってるねんという二重の意味での「どうなってんだ」がこの世界にはあります。
それにただの高校生がここまでレベルが高いんだったら、この国の軍隊とか警察とかはどうなってるの?という疑問は常につきまとってます。正直なところ、どう考えても世界のトップテニスプレーヤーでも勝ち目のなさそうな中学生超人テニスプレーヤーが揃っているテニプリのような不自然さではあります。本来は彼らのレベルをはるかにに超越している「大人の」術者がゴロゴロいるのが普通だと思うのですが。この世界の魔法って、高校生ぐらいでないと使えないとか、あの年代だけが何かの影響で特殊能力を身につけたとか、そういう設定は特になかったように思うし。前シリーズを見ていた時から、その辺りには非常に違和感がありましたね。
で、最後には達也はそのリーナの秘術まで解いてしまって、早くも正体モロバレという展開になってしまいました。その点については思っていたよりも展開が早いな。ということは、この件についてはかなり早期からリーナ達と共同戦線張るってことかな。正体がバレてしまった以上、全面対決するつもりがないのなら、共同戦線張るしか手はないでしょう。元々リーナは達也に興味を持っている節(というか、最終的には惹かれるんじゃないかって気がする)がありましたし。それにそもそもリーナ自身がこういう仕事に向いていないことを自分で感じているようですから(明らかに精神的負担が大きすぎてツラいということを匂わせていますからね)。まあ後に国家の思惑があるので、そう簡単に個人では動けないのかもしれませんけど。
