白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

Re:ゼロから始まる異世界生活2nd season 第38話

本当に途中で終わってしまった・・・

 ありゃま、全く何も解決せずに全く何も進展しないまま終わっちゃった。ここまで見事に中途で終わるとは。2nd season第2期があるのが前提か。せめて聖域のゴタゴタを解決するところまではやると思っていたが、そこまでいかないとは。

     
特典付きBlue-rayをAmazonで予約受付中

 魔女が総出演になったことで、その魔女たる存在が完全に人間の考えを越えた存在であるが、単に悪というわけでもないということも見えてきた。善悪というよりもそれを超越して、己の欲望に忠実な輩というところか。そのメンタリティは理解を超えているが、頭からスバルに敵対しているわけではない。何だかんだ言いながら、今回なんてスバルが自らの姿勢を決めるためのアドバイスしてしてましたし。

 それにしてもまだよく分からないのは、魔女教徒の連中。善悪中立的な魔女と違い、彼らは明らかに悪の存在ですから。この連中、そもそも魔女と関係あるのかどうかも不明。魔女の七つの大罪に対応した大罪司教がいますが、その間に上下関係があるという雰囲気でもない。そもそも魔女教徒が何を目指して何のために存在しているのかも不明だし。

 そしてスバルの最終的な目的はやはり嫉妬の魔女を救済することになりそうですね。この嫉妬の魔女、明らかにエミリアと瓜二つでこれはもう無関係とは考えにくい。最終的にはエミリアを何らかの軛から解放することが嫉妬の魔女を救済することになるのかという辺りを予想。

 で、全ての黒幕はロズワールだったって。まあ最初から怪しさ全開の人物でしたが、スバルを追い込むために試練を仕掛けていたと。結局はスバルをエミリアのために他を省みずに命を懸ける者にしたいようですが、スバルとしてはそれは願い下げでしょう。エミリアを守りたいのは当然としてあるが、彼はエミリア以外の全てをも守りたいという意識が強いですから。ロズワールの言っていたのは、いざという時にはエミリア以外を切り捨てる。場合によったらエミリアの意志さえをも無視するという話でしたから。しかしスバルにしたらロズワールに山本太郎よろしく「そんなお前にも生きてもらいたいんだ」と言いそう(笑)。

 

前話はこちら

anime.ksagi.work